ドールズフロントライン:ニューラルクラウド(少女前线:云图计划 )グローバル版の大型イベント「半影痕印」の紹介です。
概要
イベント「半影痕印/Engrammatic Eclipse」はメインストーリー大型イベントです。
開催期間: 2024/12/18 ~ 2025/01/15(28日間)
参加条件: キュクロプス標準2-15クリア
「無律背反」以来のメインストーリーイベントです。
エントロピーの脅威に晒されるマグラシアのストーリーが大きく進行します。できるだけ「無律背反」までのストーリーを読んでおくことを推奨します。
抑異鏈、緻密静点、浸夢迎光はサイドストーリー要素が強いのでスキップしても構いません。コプリーから、逆音共振、臨界爆震、懸光昇変、無律背反という流れになります。
メインステージはいつもの逆音共振形式ですが、セーブデータや関数継承など新要素が追加されています。またメインコンテンツとも言える「記憶の枢軸」は圧巻の全キャラエピソード集になっています。
コンテンツ
今回のイベントのコンテンツは以下の通り、レイシーイベントと比べると大分シンプルです。
- メインステージ「探索出発」(逆音共振形式)
- 追憶「記憶の枢軸」
- 戦略「因数開拓」
- 作戦「協力作戦」
イベントストーリー
アルカディアから来訪したサンゴーマの協力を得ながら、教授の欠けた記憶を取り戻していくのが今回のストーリーです。教授がマグラシアにアップロードされてからの記憶を追体験します。
クラウドセクターから退避するペルシカ達との出会い、何もなかったオアシス、オアシス建設と拡大する流亡者たち、そしてオアシス防衛戦(第0章)へと記憶の再演が続きます。
今回実装ということもあって、ストーリーはサンゴーマがメインヒロイン役になっています。でもペルシカも頑張る。
ストーリー後半からは焦点が過去から現在に変わり、一気に急展開します。
「執念」という言葉が印象に残るストーリーです。
イベント報酬
イベント限定報酬は以下の通り。
- サンゴーマのメンタルの欠片 x30
- ウラヌスのメンタル映写
- プロフィール背景 x2(男女教授)
その他限定アイテムとして、アイコン/フレーム、称号/背景なども獲得できます。
イベントの進め方
今回のメインステージは逆音共振形式です。
メインステージを周回してイベントトークンを集めます。レイシーイベントに引き続き「因数開拓」もあるため、因数も同時に集めます。
今回はトークンの消費先がショップではなく「記憶の枢軸」になります。「記憶の枢軸」でトークンを消費し進めることで、イベントストーリーも順次アンロックされます。
チャレンジ要素な高難度ステージもあります。今回はセーブデータや関数の継承と言った新システムを利用して挑戦します。いつものトークン&因数集めとはまた別に、ステージ周回を行う要素にもなっています。
サブコンテンツの「協力作戦」はイベントから独立したプレイ内容です。因数も影響しないため、いつプレイしてもOKです。
メインステージや協力作戦にはランキングはありますが、今回はランキング報酬は一切ありません。
トークン稼ぎ
- イベントトークンは3種類(マップごとにドロップ)
- マップ・難易度に関わらずキー効率は同じ(効率2.2)
- 必要数は3種類とも同じ。イベントショップにて相互変換可(レート1:2)。
3つのマップを同頻度で周回が望ましいですが、因数揃えに偏る場合もあるのでその場合はショップにてトークンを変換して調整しましょう。
記憶の枢軸
今回のメインコンテンツです。
記憶を取り戻そうとする教授がリハビリの一環として、オアシスの人形達と「思い出」について対話をする、というコンテンツです。
それぞれのキャラが初めて教授に会った時や、オアシスを訪れた時のことなどを語ってくれます。
1エピソードの分量は短いですが、現時点(サンゴーマ実装)までの全キャラ分の79エピソード用意されています。(コラボ勢3人は除く。ペルシカ、レイシーは1人分のみ。ハッブルはそれぞれ別扱い。)
今回はステージで稼いだイベントトークンのほとんどを本コンテンツで消費します。トークンを消費してエピソードを閲覧すると報酬アイテムを貰えます。またパートを進めることで、イベントストーリーも順次解放されます。
記憶の枢軸は全9パートで構成されており、各パートの優先キャラ(左側に配置)を閲覧すると、次のパートが解放されます。トークンの総消費量も多いため、次パートの解放を優先した方が良いです。
次パートを解放したら、できるだけロビー画面に一度戻ってみてください。進行に伴いロビー背景が変わっていきます(シュタゲコラボ時のような演出です)。
メインステージ「探索出発」
イベントメインステージは逆音共振形式です。
前回あった高難度ステージLunaticは、無限ステージ形式の「失われし終末」に置き換わっています。
「失われし終末」への挑戦のため、セーブデータや関数の継承などの新要素が追加されています。
マップ
今回は3マップ+1です。
前述の通り、イベントトークンはどのマップ・難易度でも効率は同じです。
- マップによってドロップする因数が異なります。
- Easy/Normalでも1日1回限定でクイック戦闘を利用できます。
- Hard以上は挑戦モード★3クリアでクイック戦闘が有効になります。
E4「永劫エリア」は「失われし終末」のみの高難度マップです。
マップ トークン | 初期 プロトコル | 推奨編成 | 推奨人形 |
---|---|---|---|
E1 焚溶エリア 凝集の火花 | 燃解増温 | 燃解 | ペルシカ·執鋒 シェール 星寰 ドレーシー クロック |
E2 溢散エリア 蓄積の凝塊 | 多節轟炸 | 範囲攻撃 | イオス クルカイ ハッブル 藪春 七花 |
E3 閃穿エリア 閃流の結晶 | 瞬閃驚恐 | ワープ | サンゴーマ ペナンブラ ボンネビル ウィロウ ジン |
E4 永劫エリア | – | – | – |
マップごとに初期プロトコルが異なります。
Hard以下ではオアシス増援人形を利用できます。刻印キャラもいるのでなかなか強力です。
燃解増温:燃解効果を付与された敵の被ダメージ+2%。5秒間持続。最大5スタック。
多重爆轟:味方がオートスキルでダメージを与えると、自身の演算力10%分の演算ダメージ(派生)が加わる。
瞬閃驚恐:味方がワープすると、周囲1グリッド内にいる敵に自身の攻撃力200%分のダメージを与え、対象を1秒間沈黙させる。さらに自身のオートスキル充填が20%進む。
失われし終末、永劫エリア
各マップの「失われし終末」とE4「永劫エリア」は無限モード形式のボス戦のみステージです。最高スコアに応じて報酬を獲得できます。
本ステージではセーブデータを使用して挑戦します。失われし終末はそのマップごとのセーブデータを使用します。永劫エリアでは3マップのセーブデータから選択可能です。
マップ | ボス |
---|---|
E1 | 異相レンジャーΩ-ENT |
E2 | デミウルゴス |
E3 | アラクネ |
E4 | アンテノーラ ドロメア |
大陸版では493500がカンストスコアでした。
セーブデータ
Extreme以下の難易度でステージをクリアすると、クリア時のデータをセーブできます。
- セーブデータには人形編成、聖霊、関数、プロトコル、因数が記録されます。
- セーブデータはマップごとに1つだけ記録できます。(上書き選択有)
- ステージ難易度ごとに「失われし終末」でのスコアボーナスが付きます。
セーブデータはそのマップの「失われし終末」と、E4「永劫エリア」で使用します。
関数の継承
ステージクリア時、セーブとは別に次回に継承する関数を5つまで選択できます。新たにステージに挑戦する際、選択した関数を所持した状態で始められます。
- 継承はそのマップでのみ有効です。「失われし終末」では無効です。
- プロトコルは継承できません。
- 途中で撤退した場合、継承も失われるので注意。(「失われし終末」挑戦時は除く)
プロトコル選択
各マップには選択式のプロトコルが用意されています。
負プロトコルはいつも通り、スコアを伸ばすために選択します。今回は特に正プロトコルが重要で「取得CCの増加」や「戦闘スキップ」など、周回プレイのために必須となります。
- 正プロトコル3つ、負プロトコル3つを選択可能。
- プロトコルはアンロック作業が必要。アンロック進捗はマップごとに別扱いです。
- クイック戦闘ではアンロック条件を満たせません。
正プロトコルによるデメリットはありません。戦力的な強化というよりも周回作業を容易にするためのものなので、アンロックも優先的に行いましょう。
正プロトコル | アンロック条件 |
---|---|
無料OC回数+1 | (初期) |
CCを消費してエリア内容をリセット可 | (初期) |
ストアの無料更新回数+1 | CCを累計500消費 |
今回の探索でのCC獲得量+30% | 回復エリアを累計8回通過 |
探索中、初級と中級衝突エリアの戦闘をスキップし、報酬を直接取得できる。 | 出力端末を累計8回通過 |
衝突エリアでの関数選択回数+1 | 異常エリアを累計10回通過 |
経路を無視してエリア選択可 | 敵ユニットを累計240体倒す |
手順まとめ
関数継承とプロトコルを利用してステージを周回し、セーブデータをビルドしたうえで「失われし終末」に挑戦する、というのがおおまかな流れになります。
- クイック戦闘をアンロックし、トークン&因数を集める。(いつもの作業)
- プロトコルのアンロックを進める。(クイック不可なので手動で頑張る)
- ベストなセーブデータをビルドする。(詳細手順は後述)
- 「失われし終末」に挑戦しハイスコアを目指す。↑に戻ってセーブデータをビルドし直し。
継承のススメ
第5層の出力端末(ラスボス戦)後の「緻密交易エリア」で入手できる3つの関数が継承必須です。上から順に、
- 増援エリアで任意のキャラ選択が可能(無料)
- 「失われし終末」中、味方の与ダメージ増加(4MCC)
- 戦闘開幕から10秒以内に敵を倒すとCC追加入手(1MCC)
特に後者2つの関数は周回で橙色までアップグレードさせます。これらの関数はラスボス戦後でしか入手できないのでちゃんとMCCを残しておきましょう。
残りの継承枠は編成に合せて跳昇関数などを。
戦略「因数開拓」
前回に引き続き「因数開拓」があります。
メインステージクリアでドロップする「因数」を集めて装備することで、味方編成を強化できます。
基本的なシステムは前回のままですが、新たに因数が7種追加されています。
アクティブ因数の装備は相変わらず本画面でのみ行うので、マップや攻略編成を切り替える際に因数装備の変更も忘れずに。
協力作戦
「協力作戦」はイベントステージとは独立したサブコンテンツです。
特殊ルール環境下で、ユニットの役割と所属タイプに応じたシナジーを利用してハイスコアを目指します。
戦力要求よりもパズル要素が非常に強い内容です。
今後の予定
「半影痕印」後は、ベラドンナ、ルイス、オリヴィアが実装され次第、連続イベント「致光態」「昔影帰終」にて最終決戦に突入します。
イノーラ、エニアックはストーリー上、前倒しされることはありません。
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