ドールズフロントライン:ニューラルクラウド(少女前线:云图计划 )グローバル版の大型イベント「昔影の帰終」の紹介です。最終大型イベントです。
概要

イベント「昔影の帰終/Gloaming Finale」は最後のメインストーリー大型イベントです。
致光態から続く最終決戦です。
開催期間: 2025/02/19 ~ 3/26(35日間)
参加条件: キュクロプス標準2-15クリア
シンプルなセクター形式(致光態と同じ形式)のイベントですが、ステージ&ストーリーのボリュームが非常に大きくなっています。
全42ステージ、ストーリーはPart.31まであります。
サブコンテンツの「戦略統括」はちょっとルールがややこしいので頑張りましょう。
本イベント以降、大陸版でも大型イベントは開催されていません。メインストーリーとしてはこのイベントストーリーで完結と思ってください。
コンテンツ

今回のイベントのコンテンツは以下の通り。
- メインステージ
- 戦略統括
イベントストーリー

前大型イベント「致光態」からそのまま続くストーリーです。
リバベルでの浄化者たちの闘いから一転して、教授とペルシカが物語の主役となります。タルタロスにて旧友と再会し、マルキラの真の目的を知り、そしてイオスフォロスとの最終決戦へと突入します。
本イベントでは教授とペルシカ以外にも、ほぼすべてのキャラクターが登場します。実装済みエージェントだけでなく、各セクターのアドミンたちも教授を支援してくれます。

イオスフォロスとの決着をもってニューラルクラウドのメインストーリーは大団円を迎えます。この物語の主役は陣頭で戦い続けた「教授」であり、それを支え続けたペルシカと言えます。
マグラシアのすべての謎が解消されたわけではありませんが、ひとつの物語の終わりとしては非常に満足といくものとなっているのは間違いありません。
昔影帰終、朝光往始。
愛と希望の物語は、まだ始まったばかり。
サイドストーリー
サブコンテンツの戦略統括内にもストーリーがあります。教授とペルシカ以外のマグラシア決戦で戦うエージェントたちを描いたサイドストーリーです。

サイドストーリーは「コードネーム:グリフィン」「アルカディア」の2本立てです。
前者はクルカイがリーダーの「グリフィン小隊」のストーリーです。名前の通りドルフロ1プレイヤー向けのサービス的な内容となっています。
後者の「アルカディア」はアルカディア勢、特にハヴォックがメインのストーリーです。これは大陸版ではイベント後半に実装されたハヴォックのためと思われます。
イベント期間中にハヴォックの指向性検索が開催されないようなので、グロ版では実装されないかも……。(ハヴォックは独立した実装イベントがありません)
イベント報酬

イベント限定報酬として、アイコン/フレーム、プロフィール背景などを入手できます。
隕炎ソルのメンタルの欠片も30個入手できます(イベントショップ)。
また、STAGE 34クリアでペルシカ·執鋒のメンタル映写も獲得できます。

「第三交響曲」以外の3つのアイコンフレームは、大陸版では2023年オアシス人気投票の参加報酬(メールで配布)でした。クルカイ、絳雨、ウンディーネの上位3名のものです。アイコンも配布されないかしら? ➡メールでアイコンも配布されました。

イベントの進め方
- イベントはキーを直接消費する形式です。
- イベントトークンは【戦域再掃】の周回で集めます。
- イベントトークンは2種類あるので注意。
- 生存戦略などの強化システムはありません。
- デイリー任務が毎日2つ追加。8つまで溜められます。
イベントトークンを集め、イベントショップ【補給拠点】で報酬アイテムと交換します。
トークン稼ぎ

イベントトークン稼ぎ用のステージは【交鋒復遡】にまとめられています。
今回はイベントトークンが2種類あり、周回ステージもそれぞれ分かれています。イベントショップにて1:1レートで変換できるので、どちらで稼いでも構いません。報酬量(ショップ交換数)的には前半トークンが多く必要になります。
前半がSTAGE 5、6、14、18の4ステージ、後半がSTAGE 22、24の2ステージです。挑戦モードで★3を達成するとクイック戦闘でスキップ可能になります。
以下はすべて難関モードでの報酬です。
ステージ | トークン | キー 消費 | キー 効率 |
---|---|---|---|
STAGE 05 | 600 | 116 | 5.2 |
STAGE 06 | 690 | 127 | 5.4 |
STAGE 14 | 780 | 136 | 5.7 |
STAGE 18 | 840 | 146 | 5.8 |
STAGE 22 | 780 | 143 | 5.5 |
STAGE 24 | 840 | 146 | 5.8 |
必要なトークン
イベントショップですべてのアイテムを入手するにはトークン1が86570、トークン2が34450必要です。
任務報酬、ステージ報酬で約31000/7600トークンを入手できるので、残り約55000/27000トークンを周回ステージで稼ぎます。
イベント終了後に常設化
イベント終了後、「昔影の帰終」はセクターNo.15として常設化されます。
- 支線ステージは収録されません。
- 各ステージの挑戦モードも付きません。
メインステージ

今回のステージはほとんど通常探索形式です。途中で死中防衛ステージもあります。
難易度の選択
イベントステージは「標準モード」と「難関モード」の2つの難易度が用意されています。難易度はいつでも切り替え可能です。
- 標準: 推奨 ★2.5 Lv.30 優しい環境
- 難関: 推奨 ★4 Lv.60 追加報酬あり
標準モードクリアでイベント限定報酬をすべて入手できます。難関モードでは標準モードの報酬に加えて、石英砂を入手できます。
ステージギミック
新規のステージギミックはありません。
これまでのイベントで登場した各種ギミックが再登場します。
ステージ構成
前半21ステージ、後半21ステージの全42ステージで多めです。内10ステージが支線ステージなので、イベントクリアだけでも32ステージになります。
とは言っても後半は固定編成、つまりはストーリーを交えたイベント戦闘的なステージが多くなります。
STAGE 40 黒域激闘

STAGE 40は黒域激闘です。クリアだけなら容易です。
黒域激闘のやり収めにどうぞ。大陸版では単独イベントもあったのですがね……。
STAGE 42 逆音共振

STAGE 42は全5層の逆音共振形式です。実質的な最終ステージかつ挑戦モードもあるので難易度も高めです。
その他TIPS
上記の通りステージギミックも特に固定化されていないので、ステージ攻略はどの編成でも構いません。
隕炎ソル実装に合せて燃解編成あたりがおススメです。ペルシカ·執鋒が固定化される編成もやや多めなので。
戦略統括

サブコンテンツの「戦略統括」は完全新規のゲームモードです。
決戦カード(全57種類)を組み合わせてステージを構築し、クリアしたセーブデータで高難度ステージに挑戦するというゲーム形式になります。
流れとしては前回イベントと似ていますが、少々ルールがややこしいです。ただし、反復プレイそのものは容易になっています。
このゲームモードはかつてリリースされたニューラルクラウドTCGのゲーム内容にほのかに似ていたり。
基本ルール
決戦カードが揃わないと意味が無いので、ある程度カードを集めてから着手をお勧めします。
- 【決戦中枢】で決戦カードを集める。
- 【決戦の征途】で5枚の決戦カードを組み合わせてステージを作成。
- ステージのクリアデータに基づき「歴戦カード」を入手。
- 歴戦カードを使って【無限の征途】【苦難の征途】をクリアし報酬を獲得する。
という手順になります。手順2-3を繰り返して「歴戦カード」を精製して高難度ステージをクリア/ハイスコアを狙うのが基本的な流れです。
「歴戦カード」に記録されるクリアデータは、関数、プロトコル、スコアボーナスです。【無限の征途】【苦難の征途】で出撃する編成、聖霊、戦術スキルは自由に変更できます。(前回とは異なります)
また「歴戦カード」は【決戦の征途】で決戦カードと同様にステージ作成にも使えます。これを利用して次に作成する歴戦カードのスコアボーナスを伸ばします。
まずはカード集め【決戦中枢】

決戦カードは【決戦中枢】で集めます。
カードブックを選択し、策定ポイントを消費すると決戦カードを引けます。
- 決戦カードを1回引くのに策定ポイント20が必要。
- 策定ポイントはキー消費で入手(レート1:1)。
- カードブックごとに収録されている決戦カードが異なります。1カードブックは約15枚収録(内11枚ぐらいがユニークなカード)。
基本的にカードブックはカードのテーマ(イベント、エージェントなど)でまとまっています。使いたい編成に合せて収録カードから選択しましょう。
収集が進むと重複カード分も策定ポイントに還元されるようになります。
カードコレクション【分域前線】

【分域前線】では入手した決戦カードの内容確認やカードの強化を行えます。また、決戦カードの収集率(マイルポイント)に応じて報酬を獲得しサイドストーリーも閲覧できます。
- すべての報酬獲得には240ポイント、ストーリーのアンロックには290ポイント必要です。
- 重複したカードは★3まで強化可能。(★3達成後は策定ポイントに変換)
- 決戦カードの収集率(マイルポイント)のカウントには★強化も含む。最大で342ポイント。

決戦カードにはそれぞれフレーバーテキストがあります。イベント名も記載されていますが、日付が大陸版のままなのはご愛敬。
イベント終了後、決戦カードはアーカイブで閲覧できるようになります。
歴戦カードの作成【決戦の征途】

【決戦の征途】では決戦カードを5枚組み合わせてステージを作成・クリアすることで「歴戦カード」を作成します。
- 歴戦カードは10枚まで保存可能。
- 決戦カードを支援カードとして共有できます。支援カードを借りることもできます。
- 決戦カードの関数、プロトコルボーナスはステージ開始時に取得します。
歴戦カード

歴戦カードには「部隊データ」と「カードデータ」の2つのデータが記録されます。
- 「部隊データ」は高難度ステージで使用します。
- ステージクリア時の関数、プロトコル、スコアボーナスが記録されます。編成、聖霊は固定化されません。
- 「カードデータ」は【決戦の征途】で他の決戦カードと同様にステージ作成で使用します。
- 関数/プロトコルボーナスはステージ作成に使用した決戦カードからランダムで決まります。
- ステージ作成に使える歴戦カードは1枚のみです。
高難度ステージ【苦難の征途】

【苦難の征途】はボス戦のみステージです。歴戦カードを適用してボス戦に挑みます。
前半2ボスは倒すのみで報酬を得られます。
後半3ボスは難易度レベルを1~40まで指定して挑戦します。難易度レベルで倒すことで報酬が得られます。25レベルクリアですべての報酬を獲得できます。
こちらのステージでは歴戦カードのスコアボーナスは無意味です。
# | ボス | Lv40強化 |
---|---|---|
1 | ドロメア 年獣 | (強化なし) |
2 | マルキラ デミウルゴス | (強化なし) |
3 | アンジェラス | ・敵の演算力+205%、演算防御力+400%。 ・周囲に味方ユニットがいない敵ユニットの与ダメージ+70%。 ・フィールド上のユニットが倒れると、敵のHPが40%回復し与ダメージ+25%。 |
4 | ウィズダム-ENT | ・敵の攻撃力+205%、物理防御力+400%。 ・味方は周囲に敵ユニットがいると与ダメージ-70%。 ・敵は致命ダメージを受けると【昏迷】を獲得する:眩暈、死亡しない、15秒間持続。効果持続時間後、フィールド上に他のユニットがいる場合、最大HP60%で復活する。 |
5 | 異相レンジャーΩ-ENT | ・敵の最大HP+420%。 ・開幕時、敵が最大HP100%分のHPシールドを獲得。 ・開幕時、敵が自身の最大HPに基づき【飛弾核心】を獲得する。HP50万ごとに【飛弾核心】を1獲得する。【飛弾核心】10秒間持続、持続時間終了時、スタックごとに敵に1400ダメージを与える。 |
戦闘検証【無限の征途】

【無限の征途】はボス戦のみステージです。歴戦カードを適用してボス戦に挑みます。
こちらは無限モード形式です。制限時間まで戦いハイスコアを狙います。
最終的なスコア計算には歴戦カードのスコアボーナスが適用されるため、なるべくスコアボーナスが高い歴戦カードの作成が必須になります。
# | ボス | 全報酬取得スコア |
---|---|---|
1 | オディール | 140000 |
2 | ユーカリスト | 110000 |
3 | アラクネ | 110000 |
4 | イオスフォロス | 110000 |
終わりに
前述の通り、本イベントでニューラルクラウドのメインストーリーは完結します。
スタッフロールも忘れずに閲覧しておきましょう。
エピローグ的なストーリー(その後のマグラシア)はエニアックの実装イベントストーリーで語られます。(実装されるか不明ですが……)
コメント
とうとうストーリー完結かぁ、ストーリー終わっちゃうと引退する人増えそうやけど、イノーラ、ハヴォック、オリヴィアの実装までもつかどうか。
黒域激闘もこれが最後なんか、ミニゲームで一番楽しかったやつやのに、これからはドルフロ2のやつを楽しみにしとくか。
ハヴォックだけ人形イベントがない(昔影帰終で実装でした)ので心配ですね。
最低でもエニアックは実装してほしいです。あとはオリヴィアもキュクロプス再興のストーリーが良いのでやってほしいのですが……。
最近では珍しい詳細で作品愛に溢れた記事をありがとうございました。ずっと閲覧させていただいておりました。メインの更新はドルフロ2に移行されるのかもしれませんが、これからも無理せず更新いただければ嬉しいです。
コメント有難うございます。
ニューラルはもう少し更新が続くはず(たぶん)なのでもう少々お付き合いいただければ。
ドルフロ2はニューラルほどの熱量はかけていませんがぼちぼち続けていきます。