ニューラルクラウド イベント「无律背反」

ニューラルクラウド

ドールズフロントライン:ニューラルクラウド(少女前线:云图计划 )大陸版の第6回大型イベント「无律背反」の紹介です。

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概要

イベントロビー

イベント「无律背反(無律背反)」は第6回大型イベントです。

開催期間: 2023/05/25~06/21(28日間)
参加条件: キュプロクス標準モード2-15クリア

第5回大型イベント「悬光升变」からさほど間隔を空けずに開催となった第6回大型イベントです。

今回のイベントの大きな特徴として、生存戦略が無く戦盤モードもありません。通常型探索ステージとノード防衛ステージのみで構成されたシンプルな形式でまとめられています。

ストーリー

前回「悬光升变」にて入手したイオスフォロスのメンタルの欠片を解析するため、エニグマセクターに詰めていた教授、ペルシカ、アントニーナ(とノイマン)。メンタルへ直接アクセスしている最中に防御機構により教授だけがメンタルに取り込まれ、ログアウト不能となってしまいます。

データ乱流に巻き込まれ記憶を失った教授が目覚めた場所はタルタロスセクター。そして自身が上位浄化者であり、これから戦友達とともにタルタロスの「移動迷宮」へ遠征する最中であることを思い出します。

集結した上位浄化者たち、イオスフォロス、イオス、アトラス、イーラ、ヤシエン、そして教授の計6人は作戦を開始します。それはかつて過去にあった、浄化者とエントロピーの戦いの記憶でした。

エントロピーを制圧するため三方に分かれ進む浄化者たちでしたが、上位エントロピーカイーナの奇襲や、アンテノ―ラ、トロメーアとの戦闘が続きます。傷つき倒れながらも、浄化者としての信念に基づき作戦を遂行し続けます。

そしてついにエントロピーの首魁たるメルキアが姿を現し、イオスフォロスと接触します。

一方、エニグマでは取り込まれた教授を救うためアントニーナやノイマンが解析を続ける中、ペルシカ自身がメンタル内で再現される「過去の記憶」へと突入することを提案。危険を覚悟したペルシカへの説得を諦めたアントニーナはエニグマからのサポートを担当し教授救出を託します。


ということで、過去の記憶を通して、本来の浄化者たちの信念と覚悟、新たなエントロピー、そしてイオスフォロスの絶望が語られます。またイオスのオアシス参入までのストーリーでもあります。

新キャラクター

新キャラクターが多いです。

上位浄化者のアトラス、誰かに似ているイーラとヤシエン。そしてイオスフォロスとは別個の存在であるイオス。イオスフォロスの女性形態やイオスがイオスフォロスのメンタルの欠片から抽出される理由もストーリーを進めると判明します。

各浄化者の名前はギリシア神話系でまとめられていると思うのですが、イーラとヤシエンの元ネタがわかりません(読み方も違うかも)。姉妹系の女神かなぁとは思うのですが……。

エントロピー勢も前回イベントで登場したトロメーアのほか、カイーナ、アンテノ―ラ、メルキアが新登場です。前3人の名前はダンテ「神曲」中のコキュートスの四円が由来と思われます。残り1人(ジュデッカ)は未登場です。

メルキアはMalkiraという綴りをサマエルの別名として見つけましたがどうなのか。

昇級ペルシカ

アントニーナ、ノイマンらの支援のもと強化され、過去の浄化者が残した聖遺物で武装したペルシカの姿です。CQCモジュールで近接戦闘も可能に。立ち絵版は少しペルシカ博士の面影が。

今回はストーリー上でのみの活躍となります。ゲームシステム的に組み込まれるのかは不明。やるとしたら次の大型イベント合せではないかと。

エピローグ

「過去の記憶」が終結し現在へと視点が移ります。

エントロピーに侵蝕されたリバベルタワーへ辺境戦線司令のヘスぺロスが帰還。既に所在不明のイオスフォロスを離反者と断じ代わりに指揮を執り始めます。

そこにオアシスから「共同作戦」の要請が届きます。

イベントステージ

イベントステージは全30ステージとやや多めです。戦盤モードはなく、通常型ステージと前回イベントで新設されたノード防衛ステージでのみ構成されています。

難易度はNormalとHardの2段階用意されています。生存戦略はありませんが、その分細かな調整が入っています。

通常型ステージ

右端のキラキラ敵はCCボーナス付き

通常型ステージには大きな変更はないのですが、関数が拡張(4セットから最大6セット)され総数が増えたからかCCの入手が容易になっている感じがします。

またステージ開始時に初期関数として貰える橙色関数もなかなか強力です。途中の異常マスでは指定の関数セット6枚すべてを貰えたりもします。

生存戦略も無いためか全体的な難易度は控えめです。ただボスユニットは結構殺意高めかも。特にアンテノーラとか。

あとはなにげに3層ステージが無く、すべて2層までとなっているのが少し印象的でした。

ノード防衛

ノード防衛はシステムが少し改良されました。

  • フィールド上に出撃可能な人形が6体に拡張。
  • 専用の戦術スキル(位置固定/解除)が追加。

同時出撃数が6体になって戦闘がさらに派手になりました。元々通常よりもフィールドが広く敵召喚ポイントも分散しているため6体でも手狭には感じません。必殺技アイコンの並びはやっつけ感しますが。

専用戦術スキルは対象の人形の位置を固定し、移動しないようにします(再使用で解除)。こちらは定点防御のほかにも、移動を優先する敵エリートユニットの経路制御にも使えます。ワープと組み合わせてジャグリングっぽいことも。

イベント報酬

イベント報酬はステージ報酬、任務報酬、イベントショップ、イベントパスと入手経路が多いです。

選択型のメンタルの欠片や刻印コアの欠片が多めに手に入ります。

ラム「覚醒」シリーズメンタル映写

ラムの「覚醒」シリーズメンタル映写です。イベントショップにて入手できます。

メンタル映写の仕様は他の「覚醒」シリーズと同じで、3Dmodelのみでモーションはデフォルト映写のままです。

イベント限定テーマ家具「缱绻晨光」

イベント限定のテーマ家具「缱绻晨光」シリーズです。

イベントステージ報酬やショップなどで揃います。全12個の家具セットです。

メンタルの欠片

イオスのメンタルの欠片が30個選択型のメンタルボックスが入手できます。

メンタルボックスは、シーモ、藪春、チョコ、フェーン、アビゲイルの5人から選択してメンタルの欠片を入手できます。イベントショップにて合計で125個分入手可。

藪春、フェーン、アビゲイルは故障規約の交換枠ですが、シーモ、チョコは欠片捜索/交換のみだったので有難いです。ついでに前3者は武装刻印実装済みでもあるので、シーモ、チョコもそろそろかな?

武装刻印アイテム

刻印コアの欠片が125個(イベントパス課金でさらに+5個)とかなり多めです。コア4個分

刻印強化EXPは4000個。

ミニゲーム「黑域激斗」

今回のミニゲーム「黑域激斗(黒域激闘/Entropic Survivors)」はヴァンサバです。今までで一番手が掛かっているミニゲームかも。

左下の仮想スティックで自機である人形を操作して戦うシューティングゲームです。敵を倒すとドロップするCCを集めて関数やプロトコルで強化し、ボスを倒して最終的なスコアを競います。例によってフレンド間ランキングあり。

操作は人形の移動と必殺技の発動だけです。通常攻撃とオートスキル発動は自動で行われます。ただし移動中は攻撃・スキル発動が一切できないのがポイントです(通常戦闘と同じ仕様と言えばそうなのですが)。立ち止まって攻撃しつつ、移動で敵を躱したりフィールドに散らばったCCを集める必要があります。

出撃できる人形は1体のみで、イオス、エリカ、クルカイ、纏枝、アントニーナから選択します。これらの人形はミニゲーム専用のステータスになっています。(自所持の人形ではありません)

プレイした感じではイオスが一番使いやすいです。エントロピー特攻持ちで必殺技がフィールド全体攻撃なので、敵を溜めてから必殺技で一気に殲滅というパターンで進められます。

1プレイは20ウェーブまであり、各ウェーブは一定時間経過(だんだん時間が伸びていく)で終了します。最終ウェーブにはボスとしてトロメーアが出現します。

ウェーブ間は収集したCCで関数やプロトコルを購入できます。関数・プロトコルともにミニゲーム専用の新規のものになっています。

関数やプロトコルを多数積み上げられるのは楽しいのですが、1プレイが長いのがちょっと。もう少し気楽にプレイできるサイズもあれば良かったです。

感想とか

ストーリー進行後のイベントロビー。寂しい。

どちらかというとストーリー重視のイベントでした。ゲームプレイはあっさりめだったので、もう少しノード防衛ステージを増やして欲しい気も。いっそのことノード防衛で独立したイベントやらないかなぁ。

生存戦略なしというのは意外だったのですが、過去大型イベントの常設に伴う全体的な難易度調整を反映してなのかもしれません。逆音共振や戦盤回廊のような挑戦難易度向けのゲームモードも無いので、これはこれで良かったかも。

次の大型イベントは二周年イベントにもなるので、昨年の戦盤モードのように何かしら新システムか新ゲームモードを期待したいところです。

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